日本納棺士技能協会とは

日本納棺士技能協会(JNO)の設立趣旨

平成25年10月現在、納棺士には資格認定制度がありませんでした。いわば「私は納棺士です」と言ってしまえば、誰でも納棺士といえるような状況下にあったのです。

「納棺士」がクローズアップされるようになった大きな要因のひとつに、映画「おくりびと」の存在があるかと思われます。米アカデミー賞において外国語映画賞を受賞したことでも有名ですが、この映画を見て「納棺士」の存在に気付かれた方も多いのではないでしょうか。

人生一度きりの別れの場において、『故人様をいたわるのはもちろんのこと、周囲のご遺族の気持ちをも和ませることが出来るような人材であって欲しい』という願いを込め、一定水準以上の技量を持った人員を認定し、ひいては納棺技術の発展ならびに向上に寄与すべく、日本納棺士技能協会を立ち上げました。

協会の認定した納棺士のネットワークを活かし、緊急災害時等にも迅速に対応してまいります。

代表挨拶

日本は高齢化社会を迎え、人生のエンディングをいかに豊かなものにするかという問い掛けの重要性が高まってきています。私達「日本納棺士技能協会」は、納棺という技法を通じ、故人を生前の元気であったであろう頃の姿に近付け、残された方々が心安らかに故人を見送ることができるようにするお手伝いをするために、納棺士の技量の向上と認定を行うことを目的に設立されました。
人生一度きりの別れの場を任されるに足る人材の育成と、納棺技術の更なる向上に寄与していきたいと考えております。皆様のご理解とご支援のほど、心よりお願い申し上げます。

一般社団法人日本納棺士技能協会
代表理事 木村光希

役員紹介

代表理事
木村光希

組織

会員構成
当法人は正会員、準会員及び賛助会員をもって構成する。
正会員
正会員は納棺技術に関連する法人または個人であって、当法人の目的に賛同して入会したものとし、正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下「法人法」という。)第11条第1項第5号等に規定する社員とする。
準会員
準会員は当法人の認定する資格試験を受験する目的で入会する法人または個人とする。
賛助会員
賛助会員は、当法人の目的に賛同して入会した法人または個人とする。

事業案内

  • 納棺士技能検定の実施
  • 納棺技術の確立と向上
  • 各種セミナー・講義の実施
  • 災害時の人材派遣